上手なオーダーの仕方

担当をはっきりと決める
   業務に精通した担当窓口を1名ないし2名決定する事が大切です。
   内容がはっきりしない打ち合わせは時間の無駄です。
   
作成内容を社内で検討しておく
   出来上がりを見ながら検討する場合もありますが、費用が嵩みます。
   大まかな流れと各ブロック処理はそれぞれの担当からよく聞き出しまとめます。
   思いつきで作らないことが重要です。

今までの問題点をよく吟味する
   何故問題なのかを明確にし、その問題が次の何に影響しているかが重要。

小さな事柄も見逃さない
   固定できるものとマスター化し変更可能できるものとを区別する。

分類や区分を上手に設定する
   入力されたデータは活用資産として永く使われることが多い。
   制作側からすると、データの作り方によっては後からの改造に悩まされる事も多い。
   検討資料としての価値を高めるにはいろんな切り口でのデータ解析が必要とされます。
   将来的に必要であろうと予測される区分けは必ず盛り込んでおきましょう。

帳票は考え方の理解と統一を
   帳票類は上記区分等に密接な関係にあります。
   分類・区分・並べ替え・集計するタイミングを明確にすることにより、同じ様な帳票を
   いくつも作成しどれを見て良いのか混乱する愚行が防げます。

用語の統一
   普段なにげなく使っている用語も発注側と制作側との認識のずれがよくあります。
   システム作成にあたっては、そのシステム内での用語の認識と統一が欠かせません。
   
仕様書の徹底
   仕様書は制作にあたって一番重要な約束事です。また、制作の範囲を明確にしますので
   変更なのか追加なのかを意識し、お互いに随時仕様の確認をしながら進めて行くこと
   が肝要です。

時間や期間を設定する
   打ち合わせに限らずなかなか決断が下されないまま結局は大幅な変更に至る事が多々
   あります。時間と費用の無駄遣いですね。
   短期集中がポイントです!